普段通りの姿で行くのはNG！面接にふさわしい服装とは？

一般的なのはスーツ

服装について特に指定がない場合はスーツで行きましょう。面接では人柄や熱意はもちろんですが社会人としての常識も問われます。TPOに合わせて適切な服装を選ぶのは当たり前のこと。「堅苦しい印象を与えてしまうのでは？」と不安に思うかもしれませんが、社会人として適切かどうかを評価されるのでマイナスの印象にはなりません。

男性の服装について

黒やダークグレー、ネイビーなどの落ち着いた色合いのシングルボタンのスーツが無難です。ダブルのスーツや凝ったデザイン、明るい色合いのスーツは派手な印象を与えてしまうので避けた方がいいでしょう。シャツは光沢のない白か水色にし、ネクタイはスーツの色に合わせて選んでください。柄は無地やストライプがおすすめ。派手なデザインのネクタイは面接には不向きなので注意してくださいね。
意外と見られているのが足元です。靴は黒のレザータイプがおすすめです。前日に汚れがないかチェックし、磨いておきましょう。
ベルトはそこまで目立つものではありませんが、見えないからといって編み込みタイプのものや派手なバックルがついたものはNGです。黒や茶色などスーツに合った色で皮素材のものがいいですよ。
カバンはA4サイズが入る大きさで、黒やダークグレー、茶色のものがおすすめです。リュックやトートバッグを使う人もいますが、カジュアルなイメージがあるのでなるべく避けた方がいいでしょう。手ぶらや紙袋は厳禁ですよ！

女性の服装について

スーツは黒やネイビー、グレーがおすすめですが、ライトベージュやキャメルなど明るい色でものでも構いません。ただし、膝丈が短いスカートや身体のラインを強調するようなものはNG。シャツは白やパステルカラーが無難ですが、なるべく透け感のないものを選んでください。
スカートで行く場合は生足ではなくストッキングを着用するようにしてくださいね。肌色が基本ですが、秋や冬などの寒い季節は黒でも大丈夫です。靴はヒールが低めのシンプルなパンプスがおすすめ。足をきれいに見せるピンヒールや素足に履くサンダルは面接には不向きなので気をつけてください。
カバンは男性と同じように、A4サイズのものが入る大きさで黒やダークグレーのものを選びましょう。

「私服で」といわれた場合

「面接は私服でお越しください」といわれることもあります。その場合はスーツでなくても大丈夫ですが、ビジネスマナーを心がけた服装を意識してくださいね。男性はブレザーやジャケット、チノパンと襟のついたシャツ、落ち着いた色合いの革靴が、女性はジャケットと白のトップス、タイトスカート、低いヒールのパンプスがいいでしょう。きちんとした印象が与えられますよ。私服とはいえ、Tシャツやジーパン、ジャージで行ってはいけません。